備考 | 2013年8月上旬、沖縄県本島南部の糸満市にある『そば処 とぅんち小(ぐぁ)西崎店』へ行きました。
以前(2,3週間ほど前かな)行った時は開店時間の(AM)11時に合わせて到着したんですが、開いていなかった。
入り口の自動ドアに貼紙がしてあって営業開始時間が11時から11時30分に変わったとのこと。他にも客が来てるんだが、皆貼紙を見て去っていく。
『なんだ、たった30分も待てないのか、これだからウチナンチュはなぁ~』
って10分も待たずに近くのコンビニに駆け込んでおにぎり買って食べたら腹一杯に(笑)そんなもんで今回はリベンジ!(笑)
そば処とぅんち小(ぐぁ)は、本店が那覇にあって他にも南風原町にも店舗があるようです。開店時間が11時から11時30分に変わったのは西崎店だけなのか他の店舗もそうなのかは未確認です。
場所はカラオケとまと西崎店の真向かい。駐車場は共有なの?ってぐらい真向かい。西崎総合運動場から車で2,3分。
赤瓦屋根の琉球古民家を模した店舗。広い店内は席と席の間も比較的広くて開放感があります。席はテーブル席、カウンター、座敷席と揃っていてお子様連れでも行けますね。
入り口入ってすぐに額に入った文字の羅列が目に入ります。
『鐘銘 琉球国者南海・・・』ん?万国津梁の鐘の文言だね、沖縄県知事の応接室にある屏風にもあるそうで、なんと、第一尚氏王朝が実は朝鮮の出身なんたらかんたら、興味のある方は目からウロコの上里隆史さんの著書を御覧下さい(笑)
今現在、私の興味は沖縄の歴史の真実よりも美味い沖縄そばどこ?なのです(笑)
あ、そばそば、注文しないとね、ええと、メニュー表で一番目立っていた『雲南百薬そば』(うんなんひゃくやくそば)600円、そして『じゅーしー(小)』180円をオーダー。
入り口近くにフリードリンクバーがあります。アイスティー、アイスコーヒー、ハーブティーなどなど。リラックス効果があるというレモングラスが入ったハーブティーを頂きます。
席に戻ると同時に料理が運ばれてきました。『はや!』
よもぎ(フーチバー)そばのような緑色をした麺の沖縄そば。雲南百薬とは、マグネシウム、亜鉛、ビタミンA、葉酸などを含んだ栄養価の高い野菜とのこと。糖尿病や血糖値の高い方にオススメだとか。
チョイスミスしたかなぁ(注文した後にそばの説明文を読んだので)と思って食べてみると、ん!?それほどクセがなくて普通に美味い!よもぎとも違う風味で、お!?結構好きな味かも!?
適度なコシの麺、出汁スープにも風味・香味がほんのりと漂っていて飲みやすい。意外なほど上品なお味。三枚肉もほどよく柔らかくほどよい味付。
じゅーしーも普通の上等です。ほんのりしっとり、適度なぱらつき、薄味でそばと良い相性です。
うんうん、店内を見渡すとほぼ地元客で賑わっています。家族連れが多いね。地元に愛される沖縄そば屋さんであります。でもって観光客でも美味しく食べられると思います。
あ、そうそう、「とぅんち」とは「殿内」と書き、琉球士族の内、総地頭職にある親方家を指す尊称なのだそう。
とぅんちだけでは恐れ多く、後ろに親しみを込めた「ぐぁ」を付けたのだそうです。通りで地元客が多いわけだなぁ。
ご馳走様でした! |